佐里温泉 登栄荘

JR筑肥線佐里駅、駅舎の前には県道38号。少し南西に進むと目的地です。
武雄方面からだと、県道38号を北進し、伊万里市から唐津市に入って最初の踏切をわたると、右手に見えます。県道より低い位置に登栄荘は建っています。


砂利の駐車場に車を止め、木製の看板が味わいを醸し出している玄関に入ります。


「いらっしゃいませ~」やさしく明るい声に迎えられました。右手に靴箱があります。こちらに靴をしまい、
用意されているスリッパに履き替えます。右手のフロントで料金を支払うと、鶯色のチケットが渡されます。
このチケット10枚集めると無料で入浴できます。

浴場は正面の廊下を奥へ進むことになります。青い暖簾が下がっているほうが男湯です。先客あり。脱衣籠が並びます。一応、コインロッカー(100円)も用意されています。


エアコンが効いています。夏場でも快適です。浴場への引き戸を開けると、印象的な窓の形の内湯が目を惹きます。


内湯に身を沈め、窓を見やると、半露天の檜風呂と庭が望めます。手入れの行き届いた庭です。湯は無色透明。木漏れ日を受けて輝いています。やさしい肌感触です。内湯の洗い場には、細かい造りのスノコが全面に敷き詰められています。洗い場は左手に5箇所、右手に鏡なしが2箇所。


板が敷き詰められた通路を進むと、内湯から見えた檜風呂です。浅めの浴槽、温めの湯です。檜が肌に優しく、ゆっくりした気持ちに誘われます。


庭を巡るように通路が設けられています。進んでゆくと、屋根つきの露天風呂「木もれびの湯」です。


浴槽の底には備長炭が敷き詰められています。浴槽の周りには木々が植栽され、小さい森の中にいるような開放感と安堵感があります。木もれびの湯からは、登栄荘のシンボルでもある、ピラミッドの形をした浴舎を眺めることができます。
女性専用とのこと。


すべての浴槽は、循環式です。塩素消毒も行われています。洗い場の混合栓、水の位置にしても水は出ません。温めの湯が出てきます。多分、源泉がそのまま供給されているのではないかと・・・想像です。


佐里温泉 登栄荘
唐津市相知町佐里
0955(62)3218 HP
アルカリ性単純温泉
36.9℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯 露天
600円
9:00~21:00
泊可
2010/9/12