古湯温泉 英龍温泉(貸切湯小)

古湯温泉は国道323号バイパスによってアクセスはよくなったが、古湯温泉街には静かな風が吹いていた。
温泉街の中心部から坂道を上がる途中に英龍温泉はある。以前は古湯温泉センターと呼んでいた。温泉街の寂しさとは裏腹に駐車場は満車、賑わっている。玄関ホールには野菜や菓子などが売られている。



受付で貸切湯をお願いする。大と小がある。右手にある自販機でチケットを購入するように指示される。半日休憩のチケット(350円)と貸切湯小・福之湯のチケット(500円)を購入し受付の方に渡す。貸切湯は2階にある。同じ階にある休憩室で10分ほど待つと案内の声がした。




貸切湯は長い年月を経ていないようだ。近年に改修されたのかもしれない。木が壁材に用いられあたたかい印象を与える。脱衣所はL字型でやや狭く感じるがドライヤー、洗面台などが揃い、脱衣場の機能は十分だ。

木製の扉を内側へ開けると浴室だ。3畳間ほどの広さだ。脱衣所などと同様に木が壁に用いられている。床、腰高までの壁には白いタイルが貼られている。アクセントの黒いタイルが印象的だ。





浴槽は家庭用のジャグジーポリで、凝った意匠ではない。湯口は一般的な蛇口で、容易に湯温を調節できる。満たされる湯は無色透明で、手に取ると塩素臭を感じる。口に含むが気に留まる印象はない。肌にまとわりつくようなこともなく、至って素直だ。



湯は利用ごとに全部入れ替えられる。利用前、浴室を出る際には浴槽の栓を抜くように依頼された。


古湯温泉 英龍温泉 貸切湯小
佐賀市富士町古湯835
0952(58)2135
アルカリ性単純温泉
29.3℃(富士町第1源泉・英龍泉)
39.5℃(富士町第4源泉・徐福泉)
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯
貸切湯大 350円×人数+1000円/60分
貸切湯小 350円×人数+500円/60分
9:00~21:30
休:第3火曜日
2016/12/25

野田の元湯(貸切湯)

唐津市浜玉町東山田、山間地を縫うように走る県道327号を進む。頼りはナビゲーションだけだ。県道に張り付くように立つ建物には赤い色と黒い色で施設名が書かれている。入口は駐車場のある側だ。




貸切湯をお願いした。60分1500円だ。湯を溜めるまでに30分ほどかかるといわれた。待つことにした。
50分が過ぎた頃、案内の言葉が聞こえた。貸切湯は玄関の側にある。内側に開けられた扉の先にはいきなり浴室が現れた。
脱衣所は右手にあった。畳1枚ほどの広さだ。プラ籠が2つ置かれ、壁にはドライヤーが下がっている。広いとは形容できない。



浴室の3分の2を占めるのが浴槽で、洗い場は畳1枚分ほどだ。洗い場で湯を勢いよくかぶったりすると脱衣所の扉を濡らし、したたる湯が扉の隙間から脱衣所の床に流れ漏れてしまう。注意が必要だ。
浴槽の表面には煉瓦のようなベージュの素材が使われている。混合栓の蛇口からはやや熱めの湯が注がれている。溢れた湯は浴槽の淵に切られた窪みから流れ去っていく。




湯は無色透明、臭い味ともこれといった特徴はない。肌を刺激するような個性もない。至って素直だ。
浴場の天井はプラスティックスレートが葺かれている。落ちた枯葉が気になるが、明かり取りの役割もあるようだ。



湯上り、無料休憩所に座った。貸切湯を利用した人にはアイスコーヒーのサービスがあるとのことで、運ばれてきた。汗が引かなかった喉に嬉しいサービスだった。
食事も提供されている。お刺身定食をいただいた。写真はこちら!


野田の元湯 貸切湯
唐津市浜玉町東山田2101-1
0955(56)2641
アルカリ性単純泉
23.5℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯
貸切湯:1500円/60分
8:30~21:00
2016/11/19

家族風呂温泉 山ぼうし

県道17号池の内交差点から鳥栖市河内町方面へ進んでいくこと5分、山間の風景の中に赤いポストが見えてくる。温泉施設の名称が書かれていた。表示に従いさらに進むとほどなく建物が見えてくる。緑に囲まれた静寂の中に受付棟はある。庇の下ではマキが燃やされていた。




提示された3つの家族湯の中から尾花を選んだ。受付からすぐの場所にある。家族湯は独立した浴舎で、落ち着いた色合いの和風建築だ。脱衣所はほの暗い。腰を下ろせる棚には籠が二つ、壁には受付でもらったコインを入れるボックスがある。温泉分析表も掲示されている。コインを入れると勢いよく湯が注がれる。事前に浴槽の栓を確認する。




木製の扉を引くと浴室だ。8畳間ほどの空間が広がる。左手に洗い場、正面と左面には窓が設けられている。浴槽は2面の窓に沿うよう配置されている。3分ほどで浴槽は新しい湯で満たされる。やや熱めで、湯口の隣にある蛇口を開け加水する。この水は温泉水で、温泉成分が左右されることはないらしい。湯は無色透明、無臭だ。口に含んでも特徴を帯びた味はない。




窓を開けると新緑が雨に濡れ、しっとりとした表情をみせる。風景に広がりはないが、奥行きのある緑の眺めはこの季節ならではの楽しみだ。
家族湯は6室あるようだ。木々の間に点在している。露天のある部屋も用意されていて、平日は女性専用の一般浴場となる。

受付では入湯税の負担を求められる。自販機で100円のチケットを購入することになる。


鳥栖温泉 家族風呂温泉山ぼうし
鳥栖市河内町2867
0942(85)1443
単純弱放射能冷鉱泉
19℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯
コインタイマー方式(全湯入れ替え)
家族湯 1500円/50分 6室
家族湯(露天) 2500円/50分(土日祝のみ) 平日は女性専用露天 500円
入湯税@100円
11:00~22:00
2016/5/15

鏡山温泉(貸切湯)

長さ4㎞にわたって唐津湾の潮風を受け止める虹の松原を北に見て、唐津バイパス国道202号は福岡へ向かう。鏡山の北麓あたりに達する頃、鏡山温泉の表示が否応なしに目に留まる。
駐車場に車を止め自動扉を入ると入浴券の自販機が迎える。靴を脱ぎ10円靴箱にしまう。




受付ホールには地元の産品などが並ぶ。その奥には食堂があり、定食物、麺類、アルコール類などが揃う。
15分ほど待つと貸切湯へ案内された。貸切湯は階段を下りた休憩室の先に2室並んでいる。岩風呂と樽風呂があり岩風呂に導かれた。畳2枚程度の広さの脱衣所には洗面台と小さな脱衣棚が置かれている。壁には温泉分析表が掲示されている。
アコーディオン式の扉を開けると畳1枚程度の洗い場と畳2枚程度の浴槽が目に飛び込む。




岩をコンクリートで組み上げた浴槽の淵上は洗い場の床から高く、踏み石が置かれている。注意して上がる。満たされる湯は見事に透明。窓際の壁から突き出た湯口から注がれる湯を口に含んでみる。これといった味わいはなく弱いカルキ臭以外印象に残る特徴はない。肌に残る個性もなく至って素直だ。
湯はほどほどに注がれ、浴槽の淵からは絶えず湯が溢れ去っていく。掛け流しのようだ。




洗い場は左右の壁にそれぞれ1か所設置され、シャンプー類が揃う。
窓をけることができる。トラック販売会社のトラックや建物が見える。貸切湯は1階にあり、松原など唐津らしさを眺めることはできない。

駐車場の一角に温泉の販売コーナーがある。20ℓ100円だ。



源泉温度は25.8℃なので、温い温泉が出てくるのだろうか?水道水水質基準に適合しているとの検査結果が掲示されていることから、飲用として持ち帰ることが可能なようだ。


鏡山温泉(貸切湯)
唐津市鏡4733
0955(70)6333
単純温泉
25.8℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
貸切湯(内湯)2室
1000円+入浴料(600円)×人数
10:00~22:00
休:第3木曜日
2016/4/1

御船山観光ホテル

武雄市の中心部から南西方向へ5分ほど、嬉野方面へ向かう国道34号沿いに案内が立つ。
坂道を上り詰めると鉄筋コンクリート造りの建物が現れる。目的の宿だ。坂道の途中には御船山楽園、竹林亭がある。




フロントで立ち寄り湯をお願いする。貴重品を預け浴場へ。フロント奥の階段を上がり大浴場「らかんの湯」の案内に従い進む。
ゆったりとした空間の脱衣所には藤の籠がステンレス製の棚に並ぶ。浴場入口の扉側にはハンドタオルが重ねられ無料で使用できる。
浴場は左手に主浴槽、右手に洗い場、正面戸外に露天が配置されている。主浴槽からは窓越しに庭を眺めることができる。





整理整頓された浴場だ。主浴槽には澄んだ透明の湯が満たされている。湯口が見当たらない。見回すと、湯面下に設けられた横穴から勢いよく湯が出ている。浴槽の淵には溝が切られている。しかし湯は浴槽から洗い場に溢れることはない。
分析表によれば、湯は「池ノ内B源泉」と記載されている。ホテルから東へ直線距離で1500mほどの場所にある市有源泉からの引き湯だ。手にすくうと塩素臭が鼻腔に届く。さらりとした素直な印象を肌に残す。




日よけが掛けられた露天は岩で組まれている。湯口は湯面下にあり、内湯と同様に湯は浴槽を溢れない。奇岩の山、御船山につながる木々が迫る風景を眺めながら湯浴みすることになる。




浴室内にある洗い場には温度調整ダイヤルの混合栓が備わる。湯は白湯が供給されているようだ。シャンプー類のほか石鹸も備わる。


御船山観光ホテル
武雄市武雄町武雄4100
0954(23)3131 HP
アルカリ性単純温泉(武雄温泉池ノ上B源泉)
35.3℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯 露天
800円
15:00~20:00(土・日・祝前日、盆、正月を除く)
2016/2